1950-08-01 第8回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号
○飯島連次郎君 私は今の統計資料に附加えて、引揚開始以来できるだけ最近までの引揚者に関する傷病等の統計を一つ、特に死亡者とそれから病気等について、これはできるだけ詳細にお願いした、
○飯島連次郎君 私は今の統計資料に附加えて、引揚開始以来できるだけ最近までの引揚者に関する傷病等の統計を一つ、特に死亡者とそれから病気等について、これはできるだけ詳細にお願いした、
只今申上げました十二万すでに引揚開始した、現在引揚げつつあるという記事は私も見ております。それはハバロフスクの第二收容所にいたときでありますから、二十一年の暮、十一月か十二月であります。
商工省といたしましても、この引揚開始以來、乏しき中からでき得る限りの物を割いて御便宜を図つたつもりでございますが、固より極めて窮屈な事情の中でございましたために、それらの方々に十分御満足の頂けなかつたことは甚だ遺憾とするところでございまするが、この問題に関しまして、すでに御承知と思いますが、衣料品の小賣商の登録制は、消費者の人口二千人当り一店舖に制限せられておるのでございます。
それから実は在外預貯金の拂出しにつきましては、引揚開始当初から引揚者の方々から御要求が強かつたのであります。大藏省、外務省等におきましても、数次に亘りましてこれにつきましては努力をいたしたのでございますが、今のところなかなか諸般の事情がございまして実現できない状況になつておるように聞いております。
私は引揚問題が始まつた当時、厚生省に責任者として残つておつた人でありまして、この問題につきましては引揚開始当時より多大の関心を抱いて今日に至つた一人であります。從つて穂積君のお話になつた諸点、その背景となつておる御感情は私には実によく分ります。